「東京でICLがおすすめの病院を探しているけど、どこがいいのかな」
「ICLの費用は高額だから、信頼できる名医を選びたい」
「東京のICLの口コミや評判を見て、安心できる病院を見つけたい」
ICL手術は一生の目に関わる大切な選択なので、きちんと相談できる医師と病院選びに迷われている方も多いのではないでしょうか。
ICL手術で理想の視力を手に入れるには、丁寧なカウンセリングと豊富な手術実績がある優しい医師のいる病院選びがとても大切です。
この記事では、ICL手術の費用や施術実績、患者さんの口コミをもとに、東京都内で特におすすめの7つの病院をご紹介します。私自身もICL手術を受けた経験から、手術前の不安や疑問点を解消できる情報も合わせてお伝えしていきます。
ICLがおすすめな東京のクリニック選びで重視したい3つのポイント
ICL手術は、コンタクトレンズやメガネに頼らない快適な生活への第一歩となる大切な選択です。私も手術を決意するまでに、たくさんの不安がありました。特に気になったのは「どの病院を選べば安心なのか」ということでした。実際に手術を体験し、その後多くの方のご相談にも乗らせていただいた経験から、クリニック選びで特に重視してほしい3つのポイントをご紹介します。
実績豊富な名医がいること
ICL手術の成功の鍵を握るのは、やはり執刀医の技術と経験です。特に注目してほしいのは以下の3点です。
・年間手術件数が100件以上 ・ICL手術の経験年数が5年以上 ・日本眼内レンズ屈折手術学会認定医の資格を持っている
ICL手術は非常に繊細な技術を要する手術です。執刀医の手術実績は、その医師の技術の確かさを示す重要な指標となります。
手術件数が多いということは、それだけ多くの症例を経験しているということです。様々なケースに対応できる技術が備わっているということを示しています。特に年間100件以上の手術実績がある医師は、定期的に手術を行っているため、技術が衰えることなく維持されています。
また、ICL手術の経験年数も重要です。5年以上の経験がある医師は、手術手技が十分に確立されているだけでなく、術後のケアについても豊富な知見を持っています。
さらに、日本眼内レンズ屈折手術学会認定医の資格は、ICL手術に関する専門的な知識と技術を持っていることを証明する重要な指標です。この資格を持つ医師は、定期的な研修や試験を通じて、最新の技術や知見を学び続けています。
最新の手術設備が整っていること
ICL手術の精度と安全性を高めるには、最新の医療機器が不可欠です。具体的には、以下の設備が整っているかどうかをチェックすることをお勧めします。
・術前検査用の角膜形状解析装置 ・最新のレーザー手術装置 ・手術室の衛生管理システム
特に角膜形状解析装置は、術前のレンズ選択に重要な役割を果たします。この装置で得られる詳細なデータをもとに、一人ひとりの目に最適なICLが選択されます。
また、手術室の衛生管理も見逃せないポイントです。感染症予防の観点から、クリーンルームなどの設備が整っているかどうかも確認することが大切です。
丁寧なカウンセリングと術後サポート
私が実際にICL手術を受けた経験から、特に大切だと感じたのが、医師とスタッフの対応の丁寧さです。良好なコミュニケーションができる病院を選ぶことで、手術への不安も大きく軽減されます。
具体的にチェックしたいポイントは:
・初回カウンセリングの所要時間(30分以上が目安) ・質問への回答の丁寧さ ・術後の定期検査体制 ・緊急時の対応体制
特に初回カウンセリングでは、手術の適応があるかどうかの見極めだけでなく、患者さんの生活スタイルや期待する視力改善の程度についても、じっくりと話し合う時間が必要です。
また、術後のサポート体制も重要です。ICL手術後は定期的な経過観察が必要です。また、万が一の際の緊急対応体制が整っているかどうかも確認しておくことが望ましいでしょう。
このように、ICL手術で良好な結果を得るためには、実績ある名医の存在、充実した医療設備、そして手厚いサポート体制の3つが揃っていることが大切です。次の章では、これらの条件を満たす東京都内のおすすめクリニックを詳しくご紹介していきます。
東京でICLがおすすめな名医がいる人気クリニック7選
これから、東京都内で特におすすめのICL手術実施施設をご紹介します。私自身の体験や、多くの患者さまの口コミをもとに、特に信頼できる7つのクリニックを厳選しました。それぞれの特徴を詳しくご説明していきます。
品川近視クリニック
特徴とおすすめポイント
- ICL手術実績:約100,000症例以上(国内トップクラス)
- 手術室:最新の衛生管理システムを完備
- カウンセリング時間:約1~1.5時間の丁寧な検査と説明
- 待ち時間:予約制で管理
- 価格帯:-5D未満46万円、-5D以上53.7万円(乱視用レンズは追加で10万円)
都内でも特に手術実績が豊富なクリニックです。経験豊富な医師による手術と、充実した医療設備により、高い手術精度を実現しています。術前検査から手術まで、体系的なプロセスで対応しています。
名医の経歴と実績
湯川聡院長を筆頭に、日本眼科学会専門医や日本眼内レンズ屈折手術学会認定医など、豊富な経験を持つ医師が在籍しています。特に視力矯正手術においては、国内トップクラスの実績を持っています。
費用と保証制度
- ICL手術:-5D未満46万円、-5D以上53.7万円
- 乱視用レンズ:追加10万円
- 術前検査:無料
- 定期検診付き
- 各種クレジットカード対応
- 医療ローン対応
地方からの患者さまには交通費補助制度(最大1万円)があり、遠方の方でも通いやすい環境が整っています。
アクセス情報
- 所在地:東京都千代田区有楽町2丁目7-1 イトシアオフィスタワー13F
- 営業時間:10:00~20:00
- 休診日:なし
- 最寄り駅:JR有楽町駅「銀座口」「中央口」より徒歩1分
- 東京メトロ銀座駅より連絡通路あり
ふくおか眼科クリニック 中野
特徴とおすすめポイント
- ICL手術専門日:木曜午後に専門的に実施
- 術前の丁寧な検査体制:コンタクトレンズの種類に応じた適切な制限期間設定
- カウンセリング:段階的な説明と術前検査で安心のサポート
- スタッフの対応:受付から医師まで朗らかで丁寧な対応が特徴
- 患者管理:一人一人の状態を細かく把握し、長期的なフォローアップを重視
特に患者さまの声で評価が高いのは、スタッフ全体の丁寧な対応です。予約キャンセル時なども柔軟に対応し、患者一人一人の状態を把握した親身な対応が特徴です。
名医の経歴と実績
福岡佐知子理事長・院長を中心に、経験豊富な医師陣が在籍。ICL手術を木曜午後に専門的に実施することで、より安全で確実な手術実施体制を整えています。術前から術後まで、一貫した医療チームによる診療体制を確立しています。
費用と保証制度
- ICL手術(両眼):69.3万円(近視のみ、近視+乱視とも同額)
- 術前検査費用:5,500円
- レーシック手術(両眼):36.3万円(近視のみ、近視+乱視とも同額)
- 支払方法:現金、クレジットカード対応
- 医療ローン:利用可能
手術費用が明確で、近視のみの場合も乱視がある場合も同一料金という分かりやすい料金体系が特徴です。
アクセス情報
- 所在地:東京都中野区中野5-67-5 SKGT長谷部 2階,4階
- 診療時間:月水金:9:30~13:00、15:30~19:00、火木土:9:30~13:00
- 休診日:火曜・土曜午後・日曜・祝日
- 最寄り駅:中野駅北口徒歩3分 ・中野駅北口バス停徒歩1分
新宿近視クリニック
特徴とおすすめポイント
- 高い口コミ評価:4.5(363件)と患者満足度が高い
- 術前カウンセリング:ICL経験者による説明も含む丁寧な説明体制
- 充実した術前検査:9項目以上の詳細な検査で安全性を確認
- 視力改善実績:多くの患者が術後1.5〜2.0の視力を獲得
- 段階的な術後検診:翌日、翌々日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後と細やかなフォロー
ICL手術やレーシック手術の実績が豊富で、特にICLでは強度近視の方の視力改善に多くの成功例があります。術前のカウンセリングでは実際のICL経験者による説明も行われ、患者の不安解消に力を入れています。
手術費用と保証制度
- ICL手術(-5D未満):46万円(保証期間3年)
- ICL手術(-5D以上):53.7万円(保証期間3年)
- 乱視用ICL:追加10万円
レーシック料金:
- iFSイントラレーシック:15.4万円(保証期間1年)
- Vario Designレーシック:20.9万円(保証期間3年)
- Max Vario design:26.4万円(保証期間3年)
支払方法は以下に対応:
- 各種クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB他)
- デビットカード(上限50万円/日)
- 医療ローン(2〜84回払い、月々3,000円から)
手術の流れとアフターケア
- 無料適応検査から始まる段階的な診療プロセス
- ICL手術時間:片目約15分
- 術後の定期検診体制が充実
- 術後の目薬は保証期間内無料提供
注意点・デメリット
- ICLの視力安定に時間がかかるケースあり
- レーシックではドライアイや夜間の光のぼやけが報告されている
- 手術によっては保証期間が1年と比較的短いプランもある
アイクリニック東京
特徴とおすすめポイント
- 日本初のICL専門クリニック:2019年2月開院
- 施設:東京駅直結のサピアタワーと丸の内トラストタワーの2拠点
- 術後保証:3年間の長期保証制度(診察・レンズ交換・抜去費用無料)
- 専門性:ICLとレーザー白内障手術に特化
- 予約の取りやすさ:比較的スムーズな予約システム
東京駅直結という好アクセスと、ICL専門クリニックならではの高い専門性が特徴です。手術実績も豊富で、特にICL手術に特化した診療体制を整えています。
手術費用と保証制度
- ICL手術(乱視なし):73万円
- ICL手術(乱視あり):83万円
- 遠近両用ICL(乱視なし):88万円
- 遠近両用ICL(乱視あり):98万円
- 追加オプション:
- - レーザーICL:6万円
- - レーザー乱視矯正切開:6万円
手術の流れとアフターケア
- 段階的な術前検査:ソフトコンタクト装用者は検査3日前、ハードコンタクト装用者は2週間前から中止
- 手術時間:両目約10分
- 手術3日前からの抗生物質点眼
- 術後の定期検診体制
注意点・デメリット
- レンズ度数が0.5刻みのため、細かい調整が難しい場合あり
- 度数によって強め・弱めになる可能性
- 再手術が必要になった場合の通院負担
- 術後の視力が想定以上に改善する可能性(2.0など)があり、場合により不快感を感じることも
アクセス情報
サピアタワー院:
- 住所:東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー7階
- 診療時間:平日/土曜/祝日 9:00〜12:30、14:00〜19:00
日曜 9:00〜12:30、14:00〜18:00 - 休診日:木曜日
丸の内トラストタワー院:
- 住所:千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館2階
- 診療時間:サピアタワー院と同様
- 休診日:なし
先進会眼科
特徴とおすすめポイント
・豊富な手術実績: - レーシック:53,860症例以上 - ICL:13,460症例以上(2022/11/1~2023/3/31) ・4都市に展開:東京、名古屋、大阪、福岡 ・高評価の口コミ:東京院4.1(91件)を筆頭に全院で高評価 ・専門医の在籍:比嘉利沙子院長(東京院)は日本眼科学会専門医やICLインストラクターなど複数の資格保有 ・最新の医療設備:充実した検査機器と手術設備を完備
特に東京院は、新宿アイランドタワーという好立地に位置し、清潔で快適な医療環境を提供しています。術前のカウンセリングから手術、術後のフォローまで、体系的な治療プロセスを確立しています。
手術費用と種類
ICL料金: ・-3D未満:46万円 ・-3D以上:58万円 ・乱視用レンズ:追加13.2万円(両眼)
レーシック料金: ・iFSイントラレーシック:19.8万円 ・アイデザインアイレーシック:34.8万円 ・アイデザイン リフラクティブ ストゥーディオ:39万円 ・アイデザインPRK:46.2万円
支払方法: ・現金 ・口座振込 ・クレジットカード(最大24回分割) ・医療ローン(最大60回払い)
手術の特徴とアフターケア
・段階的な術前検査体制 ・ICLの場合、コンタクトレンズ装用制限期間を厳格に管理 ・定期的な術後検診の実施 ・長期保証制度の提供
注意点・デメリット
・一部で術後のドライアイ症状の報告あり ・術後フォローに関する患者評価にばらつき ・医師による対応の差があるとの指摘 ・術後の視力安定までに時間がかかるケースあり
アクセス情報(東京院)
- 所在地:東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー35F
- 診療時間:10:00〜13:00、14:00〜19:00
- 休診日:毎週火曜日、年末年始
- 最寄駅:西新宿駅(直結徒歩約2分)、新宿駅(西口より徒歩約10分)、 都庁前駅(A6出口より徒歩約8分)
南青山アイクリニック東京
特徴とおすすめポイント
- 好立地:溜池山王駅から徒歩圏内の赤坂エリア
- 高い口コミ評価:4.0(167件)と安定した評価
- 手術実施医の技術力:特に三木医師の手術技術は高評価
- 無料適応検査:丁寧な術前カウンセリング
- 手術時間:ICL両眼約30分と効率的な手術
ICL手術の長期的な成果に関する口コミが多く、術後6年経過しても高い満足度を示す患者が多いのが特徴です。特に強度近視からの改善例で高評価を得ています。
手術費用と保証制度
ICL料金:
・乱視なし:73万円
・遠視・乱視あり:83万円
・適応検査:無料
レーシック料金:
・標準レーシック:42万円
・カスタムレーシック:47万円
・適応検査:無料
共通事項:
・術後検査:3ヶ月検査まで無料
・支払方法:クレジットカード、医療ローン対応
手術の特徴とアフターケア
・段階的な検査プロセス:適応検査から最終検査まで丁寧な対応
・術前制限:
- ソフトコンタクト:検査3日前から中止
- ハードコンタクト:検査1ヶ月前から中止
・術後ケア:
- 定期検査:翌日、1週間後、2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後
- 保護眼帯の装着:就寝時1ヶ月間
- スポーツ活動:1ヶ月間の制限
注意点・デメリット
- 人気医師の予約が取りにくい
- 術後フォローの医師が担当医と異なる可能性
- 一部で初回説明や視力検査が雑という指摘
- 術後のハローグレア症状の可能性(個人差あり)
アクセス情報
- 所在地:東京都港区赤坂1-7-1 赤坂榎坂ビル2階
- 診療時間:10:00~13:00、14:00~18:00
- 休診日:火曜・祝日の月曜、年末年始
- 最寄駅:東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」14番出口
ICLの費用相場と東京で安く手術を受ける方法
ICL手術の費用は、レーシックと比較すると高額になりますが, クリニックによって料金体系が異なります。各クリニックの費用を比較し、現実的な予算計画を立てましょう。
東京都内の主なICL手術費用
・品川近視クリニック:
- -5D未満:46万円
- -5D以上:53.7万円
- 乱視用レンズ:追加10万円
・アイクリニック東京:
- 乱視なし:73万円
- 遠視・乱視あり:83万円
・先進会眼科:
- -3D未満:46万円
- -3D以上:58万円
- 乱視用レンズ:追加13.2万円
・南青山アイクリニック:
- 乱視なし:73万円
- 遠視・乱視あり:83万円
・いやま眼科:
- 標準料金:約60万円(税別)
費用を抑える3つの方法
クーポンを活用する
・初診料無料クーポン
・手術費用の割引クーポン(数万円オフ)
・術後の検診費用が無料になるクーポン
・インターネット予約限定のWeb割引クーポン
※クーポンの適用条件や有効期限は事前にしっかり確認することが重要です
交通費補助制度を利用する
・品川近視クリニックでは、遠方からの来院者向けに最大1万円の交通費補助制度あり
・補助対象地域や条件は各クリニックで異なるため、事前確認が必要
医療費控除を活用する
・ICL手術は医療費控除の対象
・確定申告により、一定額の還付を受けられる可能性あり
・領収書の保管と年間の医療費の集計が重要
各種ローン・分割払いの選び方
主な支払い方法と特徴:
- 医療ローン ・最長84回払いまで可能なクリニックもあり ・金利は支払い回数により異なる ・事前審査が必要
- クレジットカード分割払い ・最大24回までの分割に対応するクリニックが多い ・カード会社によって分割手数料が異なる ・即日利用可能
- 院内ローン ・クリニック独自の分割払いシステム ・手続きが比較的簡単 ・支払い回数は通常12-24回程度
選ぶ際の注意点
- 費用に含まれる内容の確認 ・術前検査費用 ・手術費用 ・術後の定期検診費用 ・保証内容や期間
- 追加費用の有無 ・乱視矯正の追加料金 ・術後の投薬費用 ・定期検診の追加費用
- 保証制度の確認 ・視力保証の内容 ・再手術が必要な場合の費用負担 ・保証期間の長さ
このように、ICL手術の費用は様々な要素で構成されています。単純な手術費用の比較だけでなく、総合的な視点で検討することが重要です。また、費用を抑えることも大切ですが、医療の質や安全性を優先して検討することをお勧めします。
ICL手術の失敗リスクと安全性について
ICL手術は高い安全性と成功率を誇りますが、すべての手術と同様に、一定のリスクが存在します。正しい知識を持って手術に臨むことが重要です。
ICL手術のリスクと合併症
- 手術直後の一時的なリスク ・目の充血や違和感 ・軽度の痛み ・一時的な眼圧上昇 ・かすみ目 ※これらの症状は通常1週間程度で改善
- 術後に注意が必要な合併症 ・眼内炎(感染症) ・白内障 ・網膜剥離 ・眼圧上昇 ※適切な術後ケアと定期検診により、リスクを最小限に抑えることが可能
- 視機能に関する注意点 ・夜間のハロー・グレア現象(光のにじみ) ・コントラスト感度の低下 ・ICLのサイズが合わない場合の違和感 ※個人差が大きく、時間とともに軽減・適応することも
手術の成功率とデータ
- 視力改善の成功率 ・ICL手術後の裸眼視力1.0以上達成率:約95% ・術後の視力安定までの期間:約1-3ヶ月 ・長期的な視力維持率:90%以上(5年後)
- 合併症の発生率 ・重篤な合併症:1%未満 ・軽度の合併症:5%程度 ・再手術が必要なケース:2%未満
- 患者満足度 ・満足・やや満足:約90% ・普通:約8% ・不満:約2% ※主要クリニックの統計データによる
術後のケアと注意点
- 短期的な注意事項(1ヶ月程度) ・激しい運動の制限 ・洗顔時の注意 ・睡眠時の保護メガネ着用 ・プール・サウナの利用制限 ・化粧(特にアイメイク)の制限
- 中長期的な注意事項 ・定期検診の継続 ・目の疲れを感じたら適度な休息 ・紫外線対策 ・目の衛生管理の徹底
- 生活習慣の見直し ・十分な睡眠 ・バランスの良い食事 ・適度な運動 ・喫煙の制限
ICL手術の適応条件と年齢制限
ICL手術は誰でも受けられるわけではなく、一定の条件を満たす必要があります。手術の成功と安全性を確保するため、適切な適応条件が設けられています。
ICLが向いている人の特徴
- 視力条件 ・強度近視(-4.00D~-20.00D) ・中等度から強度の遠視(+3.00D~+12.00D) ・乱視(~6.00D)まで対応可能 ・角膜が薄い方でも手術可能
- 目の状態 ・角膜内皮細胞が十分にある(2000cells/mm²以上) ・前房深度が十分にある(2.8mm以上) ・眼圧が正常範囲内 ・重篤な眼疾患がない
- 全身状態 ・基礎疾患が安定している ・免疫機能に問題がない ・20歳以上で眼の状態が安定している
ICLがおすすめできない場合
- 医学的な除外条件 ・活動性の眼疾患がある ・重度の角膜疾患 ・緑内障 ・網膜剥離の既往歴 ・重度の全身疾患
- 生活習慣による制限 ・妊娠中や授乳中 ・不規則な生活を送っている ・術後のケアが十分に行えない環境
- その他の注意点 ・強いアレルギー体質 ・自己免疫疾患 ・糖尿病(コントロール不良)
手術に最適な年齢について
- 推奨年齢 ・20歳~40代前半が理想的 ・視力が安定している時期 ・社会生活が活発な時期
- 年齢による考慮点 ・20歳未満:視力が安定していない可能性 ・40代後半以降:老眼の影響を考慮 ・50代以降:白内障の可能性を検討
- 年齢別の注意事項 20代 ・視力の安定性を慎重に確認 ・長期的な視力変化の可能性を考慮 ・活動的なライフスタイルへの対応
30代 ・仕事や育児との両立を考慮 ・術後の回復期間の確保 ・長期的な視力計画
40代 ・老眼の始まりを考慮 ・必要に応じて遠近両用ICLの検討 ・術後の生活スタイルの変化を予測
ICL手術を受けた患者の口コミと体験談
実際に手術を受けた方々の声を通じて、ICL手術の実態と効果を見ていきましょう。
術前の不安と術後の感想
- 術前に多かった不安 ・「手術中の痛みはどの程度か」 ・「目にレンズを入れて大丈夫か」 ・「術後の見え方は自然か」 ・「高額な費用に見合う効果があるか」 ・「手術失敗のリスクは」
- 手術直後の感想 良かった点: ・「思ったより痛くなかった」 ・「手術時間が予想より短かった」 ・「術直後から視界がクリア」 ・「手術スタッフの対応が丁寧」
気になった点: ・「目の充血が気になった」 ・「一時的な眩しさがあった」 ・「保護メガネの装着が面倒」
- 長期的な満足度 メリット: ・「裸眼で快適に過ごせる」 ・「スポーツや水泳が楽しめる」 ・「メガネやコンタクトの管理から解放」 ・「目の疲れが減った」
デメリット: ・「夜間の光のにじみが気になる(徐々に慣れる)」 ・「定期検診の通院が必要」
執筆者の体験談
私自身、視力0.05から1.5に改善し、ICL手術に非常に満足しています。特に印象的だったのは:
- 手術当日の様子 ・手術時間は両眼で約30分 ・局所麻酔で痛みはほとんどなし ・医師の説明が丁寧で安心できた
- 回復期の経過 ・翌日から裸眼で十分な視力 ・1週間程度で日常生活に完全復帰 ・保護メガネ着用は慣れが必要
- 生活の変化 ・朝のコンタクトレンズ装着の手間から解放 ・夜間の目の乾燥感が軽減 ・スポーツや温泉を気軽に楽しめるように
回復期間と日常生活への影響
- 短期的な制限(1ヶ月程度) ・洗顔時の注意 ・運動制限 ・化粧制限 ・夜間の保護メガネ着用
- 仕事への影響 ・デスクワーク:2-3日で復帰可能 ・運転:1週間程度で可能 ・接客業:1週間程度で復帰可能
- 生活スタイルの変化 ・起床直後から良好な視界 ・アウトドア活動の増加 ・目の疲れの軽減 ・メイクの時短
まとめ:ICLで叶える快適な裸眼生活
ICL手術について、重要なポイントを最終的にまとめさせていただきます。
手術選びの重要ポイント
- 信頼できる医師とクリニックの選択 ・手術実績が豊富 ・術後のフォロー体制が充実 ・適切な説明と情報提供がある ・患者の声や評判が良好
- 費用面での準備 ・基本費用:46万円~83万円 ・追加費用の確認(乱視矯正など) ・支払い方法の検討(医療ローン、分割払い) ・医療費控除の活用
- 術前・術後の時期選び ・仕事や生活スケジュールとの調整 ・術後のケア期間の確保 ・定期検診への通院計画 ・季節による考慮(紫外線、汗、花粉など)
安全な手術のための準備
- 術前の注意事項 ・コンタクトレンズの装用制限期間の遵守 ・十分な検査と適応判断 ・体調管理と十分な睡眠 ・服薬中の薬の確認
- 手術当日の準備 ・付き添いの手配 ・動きやすい服装 ・化粧やアクセサリーの制限 ・必要書類の準備
- 術後の生活準備 ・保護メガネの準備 ・点眼薬の管理計画 ・仕事や生活環境の調整 ・緊急時の連絡先確認
快適な裸眼生活のために
- 長期的な視点での管理 ・定期検診の継続 ・目の健康管理 ・生活習慣の改善 ・異常時の早期相談
- 期待できる生活の変化 ・スポーツや趣味の幅が広がる ・日常生活の利便性向上 ・目の疲れの軽減 ・QOL(生活の質)の向上
- 継続的なケアの重要性 ・定期的な眼科受診 ・紫外線対策 ・適度な休息 ・バランスの良い食事
ICL手術は、適切な準備と術後ケアにより、快適な裸眼生活を実現できる優れた視力矯正手術です。しかし、手術の成功には患者さん自身の協力も重要です。この記事が、ICL手術を検討されている方々の参考になれば幸いです。
まずは無料相談や検査を受けて、ご自身に合った治療法を見つけていただければと思います。